水土の技術研究会

Sui・Do Sui・Do
Sui・Do Sui・Do

水土浄化技術が水インフラをかえる。

私たち、水土の技術研究協会が推進する「水土浄化システム」は、
土壌がもつ浸透・保水・浄化機能を利用して生活排水や汚水を発生源で浄化し
治水から利水・親水環境の分野に寄与できる多機能性によって自然との共生を目指すものです。

水インフラを取り巻く社会的背景

水インフラを取り巻く社会的背景

私たち人類による大量の生産・廃棄型の社会発展に伴い、自然の循環システムが崩れようとしています。今後は、大規模集中型施設から「省資源・リサイクル・自然との共生」を織り込んだ小型分散型施設が重要になってきます。さらには、上下水道インフラ格差や維持管理においても抜本的な改革が求められています。しかし人口減少の中、整備しきれない自治体も増加していくと見込まれます。このような状況下で、持続的な下水道機能を確保し、国民の衛生的な暮らしを守るために、新たな水インフラの仕組みづくりが必要とされていると捉えています。

いのちをつなぐ水。そのために必要なこと

いのちをつなぐ水。そのために必要なこと

「水土の技術」は、これまでの技術のように、水(雨水・汚水)を大規模集中的に処理する発想とは異なり、小規模で各々の発生源で分散して大地(土壌)に還す自然循環型であり、新しい問題を派生しない自己完結型の技術です。
土壌の浸透・保水・浄化機能を利用した技術であると同時に、治水・利水・親水環境にも寄与できる多機能性を有しています。まさにSDGsの2030年目標を達成するための「自然と人間にとって最も適した環境を提供する先端技術」となり得ると確信しています。